2017年 08月 19日
児童発達支援センター監査結果届く |
昨日(8/18)児童発達支援センターに関する住民監査請求の結果が届きました。
監査結果には論理矛盾や理由不備が多々あり、住民訴訟を起こします。
例えば請求人からの本件補助金が単なる損失補填であるとの主張に対し、監査結果では
「本補助金は、障がい特性に応じた質の高い専門的な支援の提供及び和泉市内の相談機能の強化を目的としたものであり、国や地方公共団体の施策の推進手段としての交付と認められることから、単なる損失補填とは言えず、公益上必要があるものである。」
としながら、一方で
「児童発達支援センターの経営が、開設以降、多額の赤字となっており、事業継続が危ぶまれる事態であったが、それを要因として児童発達支援センターが廃止につながるようになれば、和泉市の児童福祉にとって大変な損失となるものである。
このことから、児童発達支援センターへの補助金交付には、積極的かつ合理的な理由があると言える。」
としており、前段では本件補助金が機能強化を目的とすると言いながら、後段では赤字が出ると事業継続が危ぶまれるため補助すると言っており、論理矛盾である。
尚最大の争点である完了した事業に補助金が支給できるのかについては、何の判断もしていない。
by onbuz
| 2017-08-19 08:03
| 児童発達支援センター